豊富な栄養素

 地球の自転により、南極の深海に地球創成期から貯えられていた莫大なミネラルが赤道の下に徐々に移動し、それが海流により赤道直下の海上に溢れ出しました。そのため、クリスマス島には、豊富なミネラルやプランクトンを求めて多くの水鳥や魚が生息する「南洋の幻の楽園」なのです。
 太平洋のど真ん中で300万羽の水鳥を養う豊かな海水からできあがった塩は、最後まで汚染されることなく、海の元素60種以上の姿と内容(コンテンツ)を保ちながら結晶になります。ほかの塩のように、煮ることも他の栄養素を加えることもありません。3ヶ月の間、燃える太陽と、夜は銀色の月光に照らされて、最後の一滴に至るまで干しあがった海の塩です。この塩の固まりを水に入れると、水晶さながらに輝きだし、結晶となったミネラルが、プランクトンが泳ぐように、ほぐれだします。

次「塩分と塩のちがい」


まさに南洋の幻の楽園
300万羽の水鳥を養う豊かな海水